PBWの思い出

PBW『ヒロイックソングス!』の思い出

ヒロイックソングスの思い出

ぷくぷくと浮いてははじける

 ワンシーンを思いついただけで消した漫画のネーム。タイトルだけ綺麗にできて続きを書くのに飽きた小説。掘り起こせば押入れの奥かハードディスクの片隅に黒歴史が眠っている方は多いのではないでしょうか。

 プロの芸術家にはなれなくても、私たちの中には創作の喜びや創造の楽しみの片鱗が眠っています。眠るどころか、それらを発揮する場所を求めて燻っていたりこじらせていたりもしましょう。

 かくいう私こそ、将来への不安と現実のストレスとセンスの無さにうちのめされては、様々な媒体に発作的にオリキャラを登録して放置するという悪癖を持つ人間です。

 自分ではない何かを作ろうとしては碌に扱えず眠らせる日々の中で、たまたま初期から終期まで居座る事ができた(今の所唯一の)PBWがフロンティアワークス社の『ヒロイックソングス!』でした。何となく最後の「!」を「♪」にしたくなるんですが公式サイトの表記が「!」だった。

 前作『三千界のアバター』で好評だった短めの周期で異世界に介入する世界観。そして前作にはなかった表現によってトラブルを解決する新要素『ライブ』。LC(メインキャラの他に育てて仲間にしたキャラ)単体でもシナリオに参加可能。などなど『ヒロイックソングス!』には他にも細かな進化がありました。

 それらの良し悪しは別として、現在『ヒロイックソングス!』はサービスを終了し、『CRPG三千界のアバター』に合流する形で続きの物語を紡いでいます。

 三千界への合流のお知らせがあった時に色々と考えた結果、私の持ちキャラだった『宝庭シェプスト』は合流せずに卒業しました。(それはまた別の機会に書きます)

 

遺ったもの

 『ヒロイックソングス!』を久しぶりに思い出してログインしてみました。イラスト、やはり絵師様がたいい仕事して下さった。シナリオ、戦闘へたくその宝庭が右往左往していてかわいい。想像していたよりも肯定的な感情が蘇った事にほっとしている自分がいました。

 もちろん心残りを言えばきりがない。アクションは至らなかったし、交流下手だったし不定期ログインだし、何より金が続かなかったのじゃ。一番アカン。

 それでも、イラスト見返していい気分になったよ、思い返してもこのシナリオよかったよ、とどこかに吐露したくなりました。総合的にはプラスの思い出だったのです。お返事を待たせてしまった方やギルドのメンバーには本当に役に立てず申し訳なかったのですが……。

 さて吐き出したくなったのはいいが、公式にエモーショナル長文を今更書き込むのも妙だし、ツイッター交流はそもそも無い。説明下手だからPBW知らない友人にぶちまけるのも難しいし、夕日に向かって叫ぶのも寂しすぎる。

 そんな訳でブログ開設です。TL汚すこともリプに何て返事するかも悩まず自分語りできます。基本的には卒業したPBWの思い出を書き残して、今プレイ中のPBWについてはなるべく書かないつもりです。

 今後優先して語りたいのは『ヒロイックソングス!』の宝庭シェプストについて。秩父人で名前はシェプスト。内容がとっちらかっていて逆にキャラが分からない良くないステシ。その謎について(何も考えてなかったことが)明らかに! 興が乗ったら平成初期しぐさの痛ってぇ脳内キャラ会話もやっちゃう。

 他は非商業PBCやなりきり掲示板の話しですが、どこも原則PL交流・PL公開不可なのでふんわりとした思い出話になります。

宝庭『よかったら、見てね~』

 

雑感

 1400字しか書いてないけどもうしんどい。