宝庭シェプスト作成時の思い出
宝庭シェプストとは
（画像は『ヒロイックソングス！』https://herouta.jp/内でリセリ様に作成していただきました。無断転載禁止）
宝庭シェプスト（たからばしぇぷすと）とは私が『ヒロイックソングス！』に登録したキャラクター。淡いピンク系ブラウン（ブラウン系ピンク？）のボブ髪にライトブルーの猫っぽい目。何も飾らなくても生き物が美しいように、肌を見せたって自分の体は美しいという謎の自信のもと、スタイルを誇張するような踊り子風の衣装を愛用する。
正確はアホでポジティブで素直。何も思いつかない時、とりあえず「ぷぃぷぃ～♪」と言っている。2019年だから「PUIPUIモルカー」パクってないよ……。モルモットくらいの知性の時もあったからぴったりだったかもしれないね……。
異世界を渡り芸能の力で世界を救う存在「アイドル」の一員となって、色仕掛けしたり音楽流したりバトルしたり頑張りました。
当初はグラビアアイドルを自称していつでも水着でうろついていましたが、後半からなぜかDJに転向。迷走しながらありがたい称号をいただいて、参加に区切りをつけました。
設定ここダメ
で、当時投稿していた設定を回収してきましたが、これほんと……ダメな例の見本市でした。よくGMさんシェプストらしい描写できましたね。そしてよく他のPLさんもこんな適当なキャラに付き合ってくれましたね。
１：生まれも育ちも日本人な、父親不明のグラビアアイドル
日本人でその髪と目と名前についてもうちょっと補足されてもよかったよね？どうせ誰にも聞かれやしないんだから。
項目４にも繋がるけど、実は父親が外国人の探検家で子供に異国風の名前をつける。父親はなんやかんやあって異世界に到達しちゃって失踪した可能性が……というアンオフィシャル設定をふんわり思いついてすっかり寝かせていました。
あと一番問題なのがグラドルが何かをよく存じなかったこと。少年サンデー巻頭に写真を載せる仕事だと思っていましたすみません。
２：特に取り柄が無いので与えられた役を全身で全うする。
特に取り柄が無いとか自分に言い訳するんじゃない。PBW初心者向けの記事を１００回声に出して読め。与えられた役を全うするとか、強請るな勝ち取れさすれば与えられん（エウレカをスパロボで履修）、だぞ。
自分が輝ける役を貰いにいかない奴にPBWの栄光は無いのだ。（のちにヒロイックソングス外でも指摘を受けている）
明るいキャラにしようとしてもプレイヤーが嗚呼また卑屈。
言い訳としては、グラドル設定にしたもののやはり何をする仕事か分かっていなかったので、ライブで何するかイメージが浮かんでなかったのだ。
しかしこれは良くない。もう二度と使わないようにしよう。
３：目下の目標は、私のグラビアで世の中をお元気にすること。
結果論だけどそんなにイラスト頼む余力なかった。
４：価値観は庶民的、有名になったら母に楽をさせてあげられるだろうか。父が見つかるだろうか。
急に殊勝になったけど、いじらしい「おしん」ロールも「マルコ」ロールもしなかったんですよね。ひたすらにアホで「大成功いえーい」みたいなノリだったので、もっと重くない表記ができたら良かったな。
５：渦巻のロリポップキャンディが好き。苦手なのは蛇やナメクジ。
私はキャラを考える時にビジュアルイメージとかモチーフをぽんと乗っけて細かい事は後から生やすか、サービス終了するまで忘れている。
宝庭の場合は、イラストを頼むのに何かかわいいモチーフが欲しい→ドラクエ４コマ劇場の勇者のペロキャンかわいい＆ペロキャン舐めてる女子が欲しい（邪念）、が発端。
そこから秩父で母子＋祖母でがんばって暮らしていて、おばあちゃんのくれる飴が大好きという設定が生える。ちなみに生かされた事は１度しかない。
蛇やナメクジ嫌いという設定について。にょろにょろした敵と戦う時に、自ら絡んでいったり「や～ん」とか言ったりしたらプレイヤーが照れるな……。という自省が働いて、そんな敵実装されていないのに予防線で本気で嫌がる項目にした。
ちなみに生かされた事は１度しか。
なんだかんだ言ってうちのこ大好き
PLとしての反省点は山ほどありますが、月並みなキャラでも自分の好みを詰め込んだPCはかわいいものでございます。
思えば宝庭を思いついたきっかけは今までの自分のキャラメイクの逆をあえて行った事でした。
様々なPBWでちょいセクシーな作品をお見掛けして色々と葛藤した結果「脱いでも脱がなくてもエロ表現の極北を攻める人たちがいるなら、一方で脱いでるのにそんなねっちょりエロくない子もできるはず」という信念を掲げてキャラメイクしたつもりでした。
結果的にただのアホが降臨しましたが、こいつエロ厨じゃないかと危ぶみながらお付き合い下さったPCさんPLさん、本当にありがとうございました。
イラストを頼む時に普段よく作るストイック美少年と同じノリでお願いすると、絵師さんが予想外にガッツリサービスして下さって際どいものもありました。
なんだかんだ言ってエロいの頼みたかったんだろ！ と言われそうですが、誓ってそれは私の発注文が至らなかったせいです。絵師さんほんとすごかった……ヒエエ。
結局言い訳ばかりになっている気もしますが、何をするのか考えていなかった所から出会いや冒険を経て「取り柄」が生えて来たこともあり、気に入っているPCです。
その「取り柄」は何だったのか、ライブで結局何をしたのかは、またの機会に。
宝庭「ぷぃぷぃ、セクシーでキュート！」
ヒロイックソングスの思い出
ぷくぷくと浮いてははじける
ワンシーンを思いついただけで消した漫画のネーム。タイトルだけ綺麗にできて続きを書くのに飽きた小説。掘り起こせば押入れの奥かハードディスクの片隅に黒歴史が眠っている方は多いのではないでしょうか。
プロの芸術家にはなれなくても、私たちの中には創作の喜びや創造の楽しみの片鱗が眠っています。眠るどころか、それらを発揮する場所を求めて燻っていたりこじらせていたりもしましょう。
かくいう私こそ、将来への不安と現実のストレスとセンスの無さにうちのめされては、様々な媒体に発作的にオリキャラを登録して放置するという悪癖を持つ人間です。
自分ではない何かを作ろうとしては碌に扱えず眠らせる日々の中で、たまたま初期から終期まで居座る事ができた（今の所唯一の）ＰＢＷがフロンティアワークス社の『ヒロイックソングス！』でした。何となく最後の「！」を「♪」にしたくなるんですが公式サイトの表記が「！」だった。
前作『三千界のアバター』で好評だった短めの周期で異世界に介入する世界観。そして前作にはなかった表現によってトラブルを解決する新要素『ライブ』。ＬＣ（メインキャラの他に育てて仲間にしたキャラ）単体でもシナリオに参加可能。などなど『ヒロイックソングス！』には他にも細かな進化がありました。
それらの良し悪しは別として、現在『ヒロイックソングス！』はサービスを終了し、『ＣＲＰＧ三千界のアバター』に合流する形で続きの物語を紡いでいます。
三千界への合流のお知らせがあった時に色々と考えた結果、私の持ちキャラだった『宝庭シェプスト』は合流せずに卒業しました。（それはまた別の機会に書きます）
遺ったもの
『ヒロイックソングス！』を久しぶりに思い出してログインしてみました。イラスト、やはり絵師様がたいい仕事して下さった。シナリオ、戦闘へたくその宝庭が右往左往していてかわいい。想像していたよりも肯定的な感情が蘇った事にほっとしている自分がいました。
もちろん心残りを言えばきりがない。アクションは至らなかったし、交流下手だったし不定期ログインだし、何より金が続かなかったのじゃ。一番アカン。
それでも、イラスト見返していい気分になったよ、思い返してもこのシナリオよかったよ、とどこかに吐露したくなりました。総合的にはプラスの思い出だったのです。お返事を待たせてしまった方やギルドのメンバーには本当に役に立てず申し訳なかったのですが……。
さて吐き出したくなったのはいいが、公式にエモーショナル長文を今更書き込むのも妙だし、ツイッター交流はそもそも無い。説明下手だからＰＢＷ知らない友人にぶちまけるのも難しいし、夕日に向かって叫ぶのも寂しすぎる。
そんな訳でブログ開設です。ＴＬ汚すこともリプに何て返事するかも悩まず自分語りできます。基本的には卒業したＰＢＷの思い出を書き残して、今プレイ中のＰＢＷについてはなるべく書かないつもりです。
今後優先して語りたいのは『ヒロイックソングス！』の宝庭シェプストについて。秩父人で名前はシェプスト。内容がとっちらかっていて逆にキャラが分からない良くないステシ。その謎について（何も考えてなかったことが）明らかに！ 興が乗ったら平成初期しぐさの痛ってぇ脳内キャラ会話もやっちゃう。
他は非商業ＰＢＣやなりきり掲示板の話しですが、どこも原則ＰＬ交流・ＰＬ公開不可なのでふんわりとした思い出話になります。
宝庭『よかったら、見てね～』
雑感
1400字しか書いてないけどもうしんどい。
